#闇ふるさと納税 には負けない。アワード受賞のふるさと納税の使い方しってる?

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2018.12.26

Gaku Yamazaki
山崎 岳
NPO Florence

1992年生まれ。NPO法人フローレンスでこども宅食の企画推進とWEB回りを担当(Twitter:gakkun87

こんにちは、LINE payで忘年会のビンゴ大会の景品を買って一儲けした小市民です。今年はpay pay祭など高い還元率を誇る決済の仕組みが流行りましたが、年末にくる次の祭りはそう、「ふるさと納税」です。

「自治体に寄付をすると、ほぼ100%が控除されて、特産物などの返礼品がもらえちゃう」というしくみですが、返礼品競争が加熱するあまり、賛否両論の議論が巻き起こっています。

そんな「ふるさと納税」について、こんなニュースが。

ふるさと納税の趣旨である「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」を無視し、家電や金券などの「過度な返礼品」を用意している自治体が現れ、総務省から再三怒られているというのです。

これはアカン。

現在僕たちが運営している生活の厳しい子どもの家に食品を届ける「こども宅食」の財源は「ふるさと納税」です。

こんな「闇ふるさと納税」が横行してしまうようでは、制度そのものが危うくなってしまう。ということで、「闇ふるさと納税」に負けられへん!全国で地道に取り組まれているふるさと納税の好活用事例をご紹介!していきます。

「こども宅食」とは?

生活の厳しい子どもの家に、直接食品を届ける「こどもの貧困」を解決する新しい取り組み。今は、官民協働でモデル事業をつくり、全国に拡大中です。詳細は、forbesさんの記事をご覧ください >> 新しい社会の変え方、「こども宅食」の挑戦。

※掲載品数No.1のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」が実施したふるさとチョイスアワード(全国各地の自治体の寄附金の使い道、またそれによる地域の変化や、ふるさと納税を活用して行う様々な取組みの中から地域活性につながる素晴らしい事例を表彰するもの)を参考に選んでいます。総務省もふるさと納税の好事例を紹介していますのでこちらもご覧ください。

それでは早速ご紹介していきます!

高知県須崎市

須崎市では、ふるさと納税を財源に、2016ゆるキャラ日本一のしんじょう君による街のプロモーションに取り組んでいます。

しんじょう君・須崎市ファンを全国から世界に向けて情報を発信しながら広げていく活動を行っています。この取り組みはふるさとチョイスアワード2018の大賞を受賞しています。

鹿児島県長島町

町の子どもをみんなで支える「ぶり奨学金」。出世魚で回遊魚のブリにちなみ、学校等卒業後、地元リーダーとして活躍してほしいとの願いを込めて名づけられた長島町の新しい奨学金制度です。

自治体が独自に運営する奨学金制度はありましたが、自治体と金融機関が共につくった制度は全国で初めてです。ぶり奨学金の原資には,町の一般財源から1億円を拠出し,それに町民や事業者からの寄附金やふるさと納税で運用しています。

青森県三戸町

三戸町出身の漫画家、故・馬場のぼる氏による“とらねこ大将”ひきいる11ぴきのねこたちの愉快な冒険物語。親子2代にわたって楽しまれているロングセラー絵本『11ぴきのねこ』シリーズ。

この『11ぴきのねこ』にちなんだ返礼品の開発を一昨年度から続けています。寄附金の使い道は、11ぴきのねこの石像設置や人形劇開催などです。

東京都墨田区

すみだ生まれ、すみだ育ちで数多くの名作を残した葛飾北斎。墨田区では、地域活性化の拠点として、「すみだ北斎美術館」を開設しています。

この美術館では、展覧会だけでなく、様々な事業を展開し墨田区の地域活性に貢献しています。

いかがったでしょうか?

他にも、自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄附金の「使い道」をより具体的にプロジェクトした「ガバメントクラウドファンディング」がたくさんあります。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/about より

「闇ふるさと納税」に頼らずとも、地域の課題を解決するために創意工夫をこらしている自治体がたくさんあります。この創意工夫こそが、今自治体に求められていることではないでしょうか。

僕たちが運営する「こども宅食」事業も絶賛ふるさと納税の受付中です。