新型コロナウイルス感染症対策第6弾 文京区こども宅食として初の冷凍品を含む「1月特別便」を実施~全世帯への手渡しを目指し、利用者とのつながりを強化~
文京区内の就学援助世帯など、経済的に困窮する子育て世帯へ2ヶ月に1回定期的に食品をお届けする「文京区こども宅食」では、未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、生活に困窮する子育て世帯約680世帯に文京区こども宅食で初の冷凍品を含む「1月特別便」をお届けします。
※「こども宅食」は、経済的に困窮する子育て世帯へ、企業等から提供いただいた食品等を配送しています。配送をきっかけに子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいく、新しい福祉の取り組みです。文京区が先駆けとなり、全国に広がりを見せています。
1月特別便
新型コロナウイルス感染症が収束せず、コロナ禍以前の生活に戻れていない今、文京区こども宅食で初の冷凍食品を含む「1月特別便」をお届けします。
冷凍食品のため、置き配や宅配ボックスへの配送ではなく、全世帯への手渡しを目指し、ゆるやかな見守りを強化していきます。
配送内容は、温めるだけで食べられる調理済みの冷凍食品を中心に選び、ご利用家庭の家事と家計の負担が少しでも軽減するような食品を取り揃えました。
※今回の支援は、第1弾(2020年3月の休校対応臨時便配送)、第2弾(2020年5月の緊急支援;おこめ券とQUOカード配付)、第3弾(2020年8月の夏休み増量便)、第4弾(2020年12 月の年末年始増量便)、第5弾(2021年3月の進級・進学おめでとう3月臨時便)に続く第6弾となります。
1月特別便 配送時期・配送内容について
<対象者>
文京区内の「こども宅食」利用世帯 約680世帯
<配送時期>
2022年1月上旬~中旬
<配送内容>
冷凍食品(やきそば、唐揚げ、ピラフ、焼き魚)と常温食品(豚汁やおでん等)
利用家庭と継続的に繋がっており、官民が協働してダイレクトな支援を行えるこども宅食は、継続的な支援のほか、有事の際にも有効な支援となりえます。
これからも、各ご家庭への出来る限りの支援を行ってまいります。
文京区こども宅食はふるさと納税で活動資金を集めています
ふるさと納税によるクラウドファンディング概要親子を孤立させない。つながり、見守り、支えていく。文京区「こども宅食」
URL https://www.furusato-tax.jp/gcf/2245
寄付募集期間 2021年4月1日~2022年3月31日
目標金額 47,400,000円
【こども宅食】
生活困窮世帯の子育て家庭に2ヶ月に1度、食品等を直接配送し必要な支援に繋げる取り組みで、2017年10月に文京区で開始しました。ふるさと納税による寄附を原資に、返礼品は用意せず、全額を事業運営に充てるもので、自治体・NPO等がコンソーシアムを形成して事業展開をしています。企業などからの食品などの提供を受け、現在定期便は偶数月に配送しており、文京区内の約680世帯の家庭が利用しています。
【こども宅食コンソーシアム】
構成団体:認定NPO法人フローレンス、一般社団法人RCF、認定NPO法人キッズドア、NPO法人日本ファンドレイジング協会、一般財団法人村上財団、ココネット株式会社、文京区
設立:2017年10月
事業内容:官民協働の取り組みで、文京区内の18歳以下の子どもがいる生活困窮世帯(児童扶養手当受給世帯、就学援助利用世帯など)のうち、希望する世帯に食料等を配送する。