2度目となる「冷凍便」を実施、 高校生の子どもがいる世帯にはお米を増量してお届け ~全世帯への手渡しを目指すとともに年代を考慮した支援を実現~

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

文京区内の就学援助世帯など、経済的に困窮する子育て世帯へ2ヶ月に1回定期的に食品をお届けする「文京区こども宅食」では、全利用世帯に「常温便」「冷凍便」のコラボ配送を実施するとともに、高校生の子どもがいる世帯にはお米を増量してお届けすることとなりましたのでお知らせします。※「こども宅食」は、経済的に困窮する子育て世帯へ、企業等から提供いただいた食品等を配送しています。配送をきっかけに子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいく、新しい福祉の取り組みです。文京区が先駆けとなり、全国に広がりを見せています。

(追加支援 第9弾)①「常温便」「冷凍便」のコラボ配送について

2022年1月以来となる「冷凍便」をお届けします。冷凍食品のため、置き配や宅配ボックスへの配送ではなく、全世帯への手渡しを目指し、ゆるやかな見守りを強化していきます。配送内容は、ご利用家庭の家事と家計の負担が少しでも軽減するような食品を取り揃えました。

配  送:2023年2月中旬
配送内容:冷凍食品(焼売、ハンバーグ、ピラフ、干物)と常温食品(うどんやレトルト食品等)

(追加支援 第9弾)②高校生の子どもがいる世帯への増量配送について

文京区子ども宅食プロジェクトでは、宅食利用世帯に対し、より充実した支援を行うためには、子どもの人数や年代を考慮した支援を実現することが課題と考え、コンソーシアムで支援策を検討しています。
この度、高校生の子どもがいる利用世帯に対してお米を増量して配送することとなりました。

配  送:2023年2月中旬
配送内容:米4kg
配  送  数:高校生の子どもがいる利用世帯約160世帯

<これまでに実施した追加支援>
●新型コロナウイルス感染症対策
└第1弾(2020年3月の休校対応臨時便配送)
└第2弾(2020年5月の緊急支援;おこめ券とQUOカードを配付)
└第3弾(2020年8月の夏休み増量便)
└第4弾(2020年12月の年末年始増量便)
└第5弾(2021年3月の進級・進学おめでとう3月臨時便)
└第6弾(2022年1月の冷凍食品の配送)
└第7弾(2022年8月の夏の増量便・臨時便)
└第8弾(2022年11月子ども1人につき図書カード千円分配送)

利用家庭と継続的に繋がっており、官民が協働してダイレクトな支援を行える文京区こども宅食は、継続的な支援のほか、有事の際にも有効な支援となりえます。

これからも、各ご家庭への出来る限りの支援を行ってまいります。

文京区こども宅食はふるさと納税で活動資金を集めています

ふるさと納税によるクラウドファンディング概要

文京区「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい。つながり、見守り、支えていく。

URL https://www.furusato-tax.jp/gcf/2954
寄付募集期間 2022年4月5日~2023年3月31日
目標金額 51,400,000円

【こども宅食】
生活困窮のある子育て家庭に2ヶ月に1度、食品等を直接配送し必要な支援に繋げる取り組みで、2017年10月に文京区で開始しました。ふるさと納税による寄付を原資に、返礼品は用意せず、全額を事業運営に充てるもので、自治体・NPO等がコンソーシアムを形成して事業展開をしています。2023年2月期配送では、文京区内の就学援助利用世帯など約660世帯の家庭が利用しています。

 

【こども宅食コンソーシアム】
構成団体:認定NPO法人フローレンス、一般社団法人RCF、認定NPO法人キッズドア、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会、一般財団法人村上財団、ココネット株式会社(セイノーグループ)、文京区

設立:2017年10月

事業内容:官民協働の取り組みで、文京区内の18歳以下の子どもがいる生活困窮世帯(児童扶養手当受給世帯、就学援助利用世帯など)のうち、希望する世帯に食料等を配送する。

URL:https://kodomo-takushoku.jp/

※こども宅食は登録商標です

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