文京区こども宅食 2026年度前半の活動まとめ

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

文京区にお住まいの経済的に厳しいご家庭に、食品や日用品を定期的にお届けする「文京区こども宅食」。
日頃より私たちの活動を応援してくださり、誠にありがとうございます。

2026年度も約半年が経過しましたが、子育て世帯を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。
常態化する物価高に加え、今夏は連日の猛暑による電気代の高騰、また記録的な豪雨にともなう野菜価格の上昇がみられました。さらに、9月には今年最多品目の食品が値上げされるなど、日々の食費や光熱費の出費の重なりは子育て世帯の家計をさらに圧迫しています。

しかしながら、このような厳しい状況下にあっても、多くの皆さんから寄せられた温かいご寄付と応援のおかげで、2026年度前半も、支援を必要とする親子へ様々なサポートを実施することができました。改めて、文京区こども宅食を支えてくださる全ての方々に感謝申し上げます。

今回の記事では、2026年度前半までの文京区こども宅食の具体的な活動内容を振り返るとともに、ご利用家庭から届いたメッセージ等をご紹介いたします。

子育て世帯の日々の暮らしを支えるー配送実績のご報告ー

企業や団体の皆さん、個人の方からのご寄付を原資として、2026年9月末時点で平均約750世帯のご家庭へ、計3回の配送を実施することができました。そのうち、こどもたちの夏休みにともない給食がなくなる8月には「お米増量便」をお届けしました。
お届けしたご家庭からは、「こどもたちがお菓子を楽しみにしている」「食べ盛りの息子たちがいただいたお米を喜んで食べている」「配送の日は私たちにとってすごく楽しく、嬉しい気持ちになれる日です」といった、たくさんの喜びと感謝の声が寄せられています。
皆さんからのご支援は、単に食品を届けるだけでなく、こどもたちの笑顔や、親御さんの心の支えにもなっています。改めまして、温かいご支援に心より感謝申し上げます。

こどもたちの体験格差を埋めていくー体験機会提供のご報告ー

文京区こども宅食では食品や日用品を定期的にお届けするだけでなく、企業や団体の皆さんからのご支援により、こどもたちに体験の機会もお届けしています。

こどもの成長に欠かせない体験という栄養

文部科学省の「体験活動の教育的意義」によると、体験活動はこどもたちの「思考や理解の基盤づくり」「豊かな人間性や価値観の形成」「問題解決能力や社会性の育成」といった面で効果があると記されています。このことからも、体験がこどもの心身の成長にとって重要な役割を果たしていることがわかります。しかしながら、ご家庭によっては、「レジャーや家族旅行など楽しむ余裕はない」「習い事はさせてあげられない」など経済的な理由からこどもに体験の機会を作ってあげられないと悩む親御さんは少なくありません。
また、こどもたちの間で体験機会の格差が進んでいくと、体験の機会を得られないこどもたちの世界が狭まり、孤立してしまう可能性も否定できません。その結果、将来の選択肢や、本人が持つ可能性を限定してしまうことにもつながりかねません。
文京区こども宅食ではこのような格差ができる限り生じないよう、ひとりでも多くのこどもたちにワクワクする体験や、世界を広げる機会を持ってほしいという思いを込めて、ご利用家庭の皆さんに体験の機会提供を継続して行っています。

2026年度前半に実施した体験機会について

2026年4月から9月末までの約6ヶ月間で、8回にわたり体験機会を実施することができました。こどもたちのキラキラした笑顔や新しい発見の機会を支えてくださった企業・団体の皆さん、そして日頃より応援してくださる全ての皆さんに心より感謝申し上げます。

ご家庭からの感想

ー配送ー

この物価高の中本当に助かっております。
食品を買うにもかなり出費が増えているので、いつも同じものに偏ってしまいますが、宅食のおかげで普段買わないものを取り入れたり、追加で一品出せたりととても助かります。

企業の方も食品を寄付してくださるのがなかなか大変な中、普段では買えないものが送られてくると、とても嬉しくてしかたありません。
いよいよ今年がこども宅食のラストイヤーになってしまい、残念です。残り数回のお届けを家族みんなで楽しみにしておりますね。

長い夏休み。私は毎日仕事で不在。
カレーや炒飯の素やパスタソースなどは時短で調理ができるし、こどもでも高学年なら調理ができます。
いただいたご飯を炊いてオニギリを作っておくだけで一食にはなる。届いた食品は大切に使わせて頂いてます。ペットボトルのジュースはゼラチンを買ってゼリーを作りました。

ー体験機会ー

知っている曲を生で聞くことができ、嬉しい驚きのようでした。親としては、こどもにリアルな体験をさせられるのはとても貴重でありがたいと感謝しています。

親子で参加できるイベントはとても嬉しいです。
こどもが成長し一緒に行けなくなる前にいろいろな体験ができるのはありがたいです。こどもが大きくなったら、昔一緒に行ったなあーと思いだして生活の糧になればと思っています。

(クラシックコンサート)

素晴らしい公演でした。娘がずっと見てみたいと言っていた演目で帰ってから真似して踊っていました。

(バレエ鑑賞)

目の前で音楽に触れられる機会に感謝です。
やはり動画などでは味わえないものがありました。

貴重な体験を経験させていただいたことに心から感謝しています。その温かい心遣いを次の方にバトンタッチできるよう、私たちなりに頑張っていきたいと思っています。

(ポップス)

何でも消極的なこどもたち2人が鑑賞して喜んでいました。体験の機会はこどもたちの教養につながるので本当に感謝しています。

(和楽器コンサート)

 

ーこどもたちからの手書きメッセージー



2026年度前半も、文京区こども宅食は多くの方の温かいお力添えに支えられ活動を継続することができました。
食品や体験機会をご提供くださる企業や団体の皆さん、ご寄付を通じて支えてくださる個人の皆さん、我々の活動を信頼し温かいメッセージをお寄せくださる利用者の皆さんに、心より感謝申し上げます。

2026年度後半も、日々の生活に不安を抱える親子が孤立せず、全てのこどもたちが笑顔で健やかに暮らしていける社会を目指し、文京区こども宅食スタッフ一同全力を尽くしてまいります。引き続き変わらぬご支援を謹んでお願い申し上げます。

 

文京区こども宅食はふるさと納税による寄付を原資として活動しています!

文京区こども宅食の活動は、活動を応援してくださっている皆さんからのご寄付(ふるさと納税によるガバメントクラウドファンディング)で成り立っています。
配送する食品や日用品の多くは企業や団体からの寄付によるものですが、追加の食料購入費や配送費、活動費等が必要となります。皆さんからお寄せいただいたふるさと納税は、こうした活動費用に充てています。
2026年度8月末時点において、「ふるさとチョイス」や区役所窓口を通じて累計76名の方から、合計5,970,000円のご寄付をいただきました。皆さんの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
しかしながら、今年度の目標金額29,274千円に対しては達成率が約20%にとどまっております。年度末までの残り半年間、文京区にお住まいの経済的に厳しいご家庭に向け、活動をしっかりと維持していくため、引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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