生鮮食品のお届けが実現!秋田県鹿角市のとしま農園さんから新鮮なりんごをご提供いただきました
2021年2月配送では、文京区こども宅食で初めてとなる“りんご”をご家庭にお届けすることができました!
今回りんごのご提供が実現したきっかけは、文京区で幼少期を過ごされた、秋田県鹿角市(かづのし)のとしま農園の戸嶋様からの一本の電話でした。
「困っている方に鹿角の農産物を届けたい」という想いで、文京区こども宅食にご寄付いただいた、戸嶋様にお話を伺いました。
ー今回、文京区こども宅食へご寄付いただいた経緯をお聞かせいただけますか
昔から困っている人がいれば自分が出来る範囲で何か出来ないかと考え行動をおこしてきました。
このコロナの中、ホテルや個人のお客様からの注文が減ったのですが、今期はリンゴの収穫が豊作でした。
何か出来ないかと思い、鹿角市にある子ども食堂にリンゴジュースやりんごを無料提供させてもらっています。
子ども食堂だけでなく、鹿角を出て勉強している学生に鹿角の農産物などを届けられないかと考えていた時に、テレビでコロナ禍で困っている方がいること、色々な支援団体や支援をする役所の存在を知りました。
同級生や後輩が困っているかもと思い、私が子どものころ育った文京区を検索すると「こども宅食」があることを知り、文京区役所にご連絡し、今回りんごを提供させていただくことになりました。
ー文京区で育ってきたんですね。文京区で過ごされた時の思い出などお聞かせいただけますか
4歳の時に鹿児島から家族6人で文京区本郷に移住しました。
父が本郷大横丁通りでうどん屋を約30年やっていて、商店街の皆さんにも可愛がってもらいました。小学校や育成室では沢山の経験をさせてもらい、リトルベアーズ(文京区のミニバスケットボールチーム)の初期メンバーとしてバスケも楽しくやらせてもらい沢山の友達もできました。本富士警察署でも剣道を習いながら色々な経験をしました。
もっともっと思い出は沢山あり、今の私があるのは本郷で過ごした経験があったからだと思っています。
ーご寄付いただいたりんごを通して、こども宅食の利用者さんにどのようなことを伝えたいですか
秋田県鹿角市に嫁ぎ、りんごの美味しさを知りました。
現在は東京でも秋田のりんごを見るようになりましたが、鹿角も青森と同じぐらいりんごの栽培に歴史のある場所ですし、何か社会の役に立ちたいと思っている個人農家の仲間がいることも知っていただけたら嬉しいです。
ー今回りんごをお届けして、利用者さんからたくさんの温かいメッセージをいただきました!一部ですがご紹介します。
(いただいたご感想を一部加工して掲載しております)
今回は、秋田産のりんごをお送りくださり、早速、子どもに食べさせました。「とても美味しい」と喜んで食べています。
本当にありがとうございました。
いつも大変お世話になっております。先日も沢山のお心遣い本当にありがとうございます。
りんごとてもおいしかったです。
息子もりんご大好きなので大変嬉しいです。
コロナ等で色々大変な最中本当に感謝しております。
他にも嬉しいものばかりでしたが、リンゴは本当に美味しくてびっくりしました!ステキなリーフレットもあり、感激ひとしおでした。鹿角の名前、しっかり覚えました!
ーとても嬉しい感想ばかりですね
りんごに喜んでいただき、美味しかったと言っていただき、鹿角の名前を知っていただけたこと大変嬉しく思っています。
感想をいただけた方々、食べていただけた方々に感謝いたします。
ー最後にこども宅食の活動に期待されることがあれば教えてください
私も高校からはひとり親でしたし、経済的に厳しい状況の大変さを知っているつもりです。子どもがいない私ですが、子どもの笑顔が大好きです。子どもが少しでも笑顔になってくれればと思っています。
この活動をたくさんの方に知ってもらい、今後も子どもたちの笑顔が少しでも増えてくれればいいなと思います。梱包作業など大変だと思いますが、これからも応援しています。
ーお話しありがとうございました!
りんご等の生鮮食品は消費期限等の課題があり、なかなかお届けできていなかったのですが、今回としま農園さんにご協力いただき、ご家庭に新鮮なりんごをお届けすることができました!
ご紹介した以外にも、利用者さんからの温かいコメントをたくさんいただいており、また機会があれば、りんご等の生鮮食品もお届けできればと感じました。
引き続きのご支援をお願い致します!
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