物価高騰対応 第1弾「夏の増量便」・第2弾「夏の臨時便」実施 ~約730世帯にお米を増量し配送、追加支援も~

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

文京区内の就学援助世帯など、経済的に困窮する子育て世帯へ2ヶ月に1回定期的に食品をお届けする「文京区こども宅食」では、未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症に加え物価高騰の影響を鑑み、生活に困窮する子育て世帯約730世帯に「夏の増量便」と「夏の臨時便」をお届けします。

※「こども宅食」は、経済的に困窮する子育て世帯へ、企業等から提供いただいた食品等を配送しています。配送をきっかけに子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいく、新しい福祉の取り組みです。文京区が先駆けとなり、全国に広がりを見せています。

8月 夏の増量便・夏の臨時便

【①「8月夏の増量便」について~物価高騰対応第1弾~】
新型コロナウイルス感染症が収束せず、未だにコロナ禍以前の生活に戻れていないことに加え、世界情勢の影響等により物価は高騰の一途をたどっています。さらに夏休みを迎え、困窮する子育て世帯にとっては、より厳しい状況となることが予想されます。
この状況を受け、文京区こども宅食では、通常配送においてお米2kgのところを3倍以上の6.6kgと増量し、「8月夏の増量便」をお届けすることとしました。

配  送:2022年8月中旬
配送内容:お米約6.6kg+他食品など約3kg
配  送  数:約730世帯

【②「夏の臨時便」について~物価高騰対応第2弾~】
文京区こども宅食では、様々な物価高騰に対応しきれないこども宅食利用世帯にさらなる支援が必要と考え、「8月夏の増量便」に加え、緊急支援として食品を含む様々な生活用品の購入が可能となる、QUOカード1万円分を「夏の臨時便」としてお届けすることとしました。

配  付:2022年8月予定
配付内容:QUOカード1万円分を予定
配  付  数:約730世帯

<これまでに実施した追加支援>
●新型コロナウイルス感染症対策
└第1弾(2020年3月の休校対応臨時便配送)
└第2弾(2020年5月の緊急支援;おこめ券とQUOカードを配付)
└第3弾(2020年8月の夏休み増量便)
└第4弾(2020年12月の年末年始増量便)
└第5弾(2021年3月の進級・進学おめでとう3月臨時便)
└第6弾(2022年1月の冷凍食品の配送)

利用家庭と継続的に繋がっており、官民が協働してダイレクトな支援を行える文京区こども宅食は、継続的な支援のほか、有事の際にも有効な支援となりえます。

これからも、各ご家庭への出来る限りの支援を行ってまいります。

 

文京区こども宅食はふるさと納税で活動資金を集めています

ふるさと納税によるクラウドファンディング概要

文京区「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい。つながり、見守り、支えていく。

URL https://www.furusato-tax.jp/gcf/2245
寄付募集期間 2022年4月5日~2023年3月31日
目標金額 51,400,000円

【こども宅食】
生活困窮のある子育て家庭に2ヶ月に1度、食品等を直接配送し必要な支援に繋げる取り組みで、2017年10月に文京区で開始しました。ふるさと納税による寄付を原資に、返礼品は用意せず、全額を事業運営に充てるもので、自治体・NPO等がコンソーシアムを形成して事業展開をしています。2022年4月現在、文京区内の就学援助利用世帯など約700世帯の家庭が利用しています。

 

【こども宅食コンソーシアム】
構成団体:認定NPO法人フローレンス、一般社団法人RCF、認定NPO法人キッズドア、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会、一般財団法人村上財団、ココネット株式会社(セイノーグループ)、文京区

設立:2017年10月

事業内容:官民協働の取り組みで、文京区内の18歳以下の子どもがいる生活困窮世帯(児童扶養手当受給世帯、就学援助利用世帯など)のうち、希望する世帯に食料等を配送する。

URL:https://kodomo-takushoku.jp/

※こども宅食は登録商標です

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