文京区こども宅食に大人気シューズ『瞬足』をプレゼント!子どもの足の機能を育てる「足育」にアキレスが込めた想いとは?
大人気のジュニアスポーツシューズ『瞬足』。その開発・製造で知られるアキレスは、子どもの足を育てる「足育(そくいく)」というコンセプトのもと、正しい歩行が自然と身につく靴の開発はもとより、各地でのイベント開催などのさまざまな活動を通して、子どもたちの健やかな成長を支えています。
コロナ禍によって、対面での足育イベント開催が難しくなった2020年。アキレスは足育を推進する活動のひとつとして、こども宅食を利用するご家庭のお子さんに『瞬足』をプレゼントしてくださいました。
アキレスはこれまでどんな思いで足育に取り組み、こども宅食を利用する子どもたちにどんな経緯で『瞬足』を贈ったのでしょうか。アキレス株式会社 シューズ事業部子供・スポーツグループの堀さま、渡邉さまにお話を伺いました。
『瞬足』の開発や「足育」イベントを通して子どもの健やかな成長をサポート
――アキレスさんと言えば『瞬足』が有名ですよね。どのような製品なのでしょうか?堀さん:『瞬足』は、2003年から販売しているジュニアスポーツシューズです。運動会などで転ばずに最後まで力いっぱい走れるよう、左右非対称のソールとスパイクを備えています。運動時はもちろん、日常生活においても歩きやすい・走りやすいシューズとして履くことができます。
渡邉さん:『瞬足』は、子どもたちが履いてワクワクできるシューズを目指しているんです。実際に「これなら速く走れそう」「運動会のときは絶対に履きたい」という特別な感覚を味わえるアイテムとして、多くの子どもたちに親しまれています。
――『瞬足』の開発・販売のほかには、これまでどんな活動に取り組んでこられたのでしょうか。
渡邉さん:シューズブランドであるアキレスには、成長過程にある子どもの「足を守る」社会的責任があると考えています。そのため、2013年から、足に合う靴を正しく履いて足の機能を育てる「足育(そくいく)」の普及・啓発活動を行っています。
例えば、店頭や各種イベントの中で実施する足型の測定会もそのひとつです。専門のシューフィッターが測定によってお子さんの足の形の特徴を把握し、それぞれの足に合う靴のタイプや正しい靴の履き方などをお伝えしています。
堀さん:毎年3月には「瞬足チャレンジ」という大きなイベントを開催しております。これは『瞬足』オリジナルコーナー走による選手権で、園児や小学生を対象に実施しています。
目的は、親子の絆を深めるとともに、子どもたちに走る楽しさを知ってもらうこと。入賞(3位まで)したお子さんには、景品として『瞬足』をプレゼントしています。
ところが、これらの対面イベントが、コロナ禍によって軒並み開催できなくなってしまって……。景品として用意していた『瞬足』をなんとか有効活用できないか、対面以外の方法で足育を推進できないかと考えていた矢先に、こども宅食の存在を知ったんです。
すべての子どもたちに「思いきり走る楽しさ」を感じてほしい
――それで、こども宅食に『瞬足』をプレゼントしてくださったんですね。
堀さん:はい。子どもたちのためにせっかく用意したシューズですから、必要としてくれているお子さんにプレゼントできた方がよいなと。
経済的に厳しい状況にあるご家庭には、もしかしたら、これまで『瞬足』を履きたくても履けなかった子もいるかもしれない。そんなお子さんが新品の『瞬足』を履き、歩いたり走ったりする楽しさをいっそう感じてくれたら嬉しいですね。
――数ある団体の中から、なぜこども宅食を選んでくださったのでしょうか?
渡邉さん:私たちには、足育を通して子どもたちの健やかな成長をサポートするとともに、親子の絆を深める機会を提供したいという思いがあります。形は違えど、こども宅食も親子の絆を支える活動のひとつですよね。そうした理念の一致があったため、社内でもスムーズに話が進みました。
堀さん:実は「『瞬足』を履きたいけど履けない」「新しい靴を買うことができない」というお子さんが少なくないこと、そうしたご家庭を支援する団体があることは、今回の機会を通して初めて知ったんです。
私たちは、『瞬足』を通して子どもたちの夢を応援したいという理念を持っています。しかし、『瞬足』を買いたくても買えないお子さんは現実にいる。そういった子どもたちを、プレゼントという形で応援できたことを非常に嬉しく思います。
『瞬足』のイベントを通して、子どもたちが社会との接点を持てるようになれば
――プレゼントを受け取ったお子さんからも喜びの声が届いており、『瞬足』が子どもたちに愛されている様子がうかがえます。
ご家庭からいただいた感想を一部抜粋してご紹介します。
アキレスの運動靴、ありがとうございました!
コロナ禍と言えども、子どもの身体は成長しており、今ある靴もちょうど小さく感じていたところでした!!
速く走れる大好きな瞬足で、子どもも大喜びです!本当にありがとうございました。
運動靴が届きました。ありがとうございました。
娘は障害があり手先が不器用で、靴ひもを結べないこともあり、マジックテープ仕様の瞬足さんをずっと愛用しております。
ですので、今回とても嬉しく有難く思います。アキレス株式会社様 にも御礼を申し上げます。
渡邉さん:こうした声は心が温まりますし、本当にありがたいですね。今の瞬足はキラキラしたデザインのイメージですが、もう少しシンプルなアイテムも増やしていきたいなと考えています。商品展開をさらに充実させることで、『瞬足』というブランドの認知をいっそう広げて、より多くの方に喜んでいただけたら嬉しいです。
堀さん:今はジュニアスポーツシューズブランドとして認知されている『瞬足』ですが、いずれは子どもたちのライフスタイルや学校生活全般を応援する総合ブランドにしていきたいという目標もあります。
――お互いに子どもたちを応援する存在として、ぜひまたこども宅食とコラボしていただけたら嬉しいです。もし具体的なアイデアがあればお聞かせください。
渡邉さん:コロナの流行状況次第ではありますが、対面で子どもたちと関わる機会を一緒につくれたらいいですね。今までのイベントに来てくれていたのは「両親が揃っていて全員土日が休み」というご家庭が多かったのですが、そうではないご家庭のお子さんにも参加してほしくて。ご家庭の事情にかかわらず参加できるイベントを、こども宅食さんと一緒に開催していきたいです。
堀さん:経済的な事情でみんなの輪に入りづらくなっている子どもたちに、瞬足のイベントを通してコミュニティと繋がるきっかけを提供できたらいいですね。
――経済的に厳しいご家庭の親御さんは、時間的・精神的に余裕を失ってしまっていることも少なくありません。お子さんをイベントに連れて行きたいと思っていても、自ら探して申し込むのが難しい方もいらっしゃいます。そういった方をこちらからぜひご招待したいですね。堀さん:そうですね。「支援します」というと押しつけがましい感じがするので、もっと気軽で楽しいイベントにできれば。社会との関わりは子どもの成長にとって非常に大切なので、いろんな体験をしたり、いろんな人と接点を持つ手助けをしていきたいです。
――「支援」ではなく「お子さん向けのイベント」という形なら、手を挙げやすい親御さんも多いと思います。どんな形で開催するのがよいかといったことも含め、今後も一緒に考えていきましょう!
writing:小晴
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