ご家庭に届くお米をいっしょにつくりませんか?「米づくりワークショップ」参加者を募集します!

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2018.07.15

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

こども宅食を利用するご家庭から「うれしい!」と言われることがダントツで多いのが、お米です。ご家庭にお届けするお米を、わたしたちといっしょにつくりませんか?

トランローグさんがお米を寄付してくれた理由

今年から、トランローグ有限会社(以下トランローグさん)にお米のご寄付をいただきます。トランローグさんは、コミュニケーションデザイン、製品や空間などのデザインに関わる調査、ワークショップなどを行う会社です。このワークショップ事業の一つとして、千葉県房総地方で、稲刈りや脱穀などを行う「米づくりワークショップ」を行っています。そう、ご寄付いただくお米は、この「米づくりワークショップ」でつくるお米です。

トランローグさんは、2008年、千葉県睦沢町岩井にある自社工房前の耕作放棄地を開墾。2009年から農作業と有機無農薬栽培のノウハウや食事を交換する無料のワークショップ方式により、米づくりを始めました。

当初は、環境美化や自給自足を目的としていましたが、2014年に人の手を使った除草に成功し、360kg以上の白米をつくれるようになりました。しかし同時に、お米が余るようになりました。そこで、誰かの役に立てるようお米を使えないか、と考えていたところ、こども宅食を知り、寄付してくださることになりました。

草取りや稲刈り、脱穀・選別などを、お手伝いいただける方を募集します!

そして今回特別に、このお米づくりに「こども宅食」にご関心をお寄せ頂いている方に、「米づくりワークショップ」にご参加いただけることになりました。

参加費は無料で、食事はトランローグさんが用意してくださいます。ご都合が合う日程のみの参加でもかまいません。ぜひ奮ってご参加ください!

詳細は下記をご覧ください。

【ワークショップの詳細】<作業内容・実施日時>

◯草取り

・7月29日(日)まで、毎週日曜日の午前中から2〜3時間程、潮干狩り用のジョレンを使って田んぼの草取りをします。

◯稲刈り
・8月19日(日)から9月16日(日)まで、毎週日曜日の午前中から2〜3時間程、鎌を使って稲刈りをします。刈った稲は藁(わら)で束ね、竹で組んだ竿にハザ掛ケし、2週間乾燥させます。

◯脱穀・選別

・9月2日(日)以降、10月末頃まで、毎週日曜日の午前中から2〜3時間程、乾燥させた稲藁から籾(もみ)だけを外すため脱穀し、葉や土などのゴミを取り除くため選別作業を行います。

◯収穫祭

・9月16日(日)。雨天延期の場合は23日(日)に実施。
・10周年を迎えた今年の収穫祭では、参加者と地域でつくる『はじめての演劇祭』『小さな小さな屋台村』『睦沢町の郷土料理』を準備しています。午前中に田んぼに残っている稲を刈り取った後、午後から収穫祭を行います。

※写真は田植えや収穫祭の料理です。毎週末用意する食事とは異なります。

<準備物>

・防虫対策のため長袖長ズボンで、汚れてもいい作業着。日射対策のための帽子やタオル。泥の中でも脱げない長靴があればお持ちください。
・もっていない場合は貸出可能ですので、足のサイズを教えてください。

<交通と送迎>

ワークショップは下記で行います。

299-4412 千葉県長生郡睦沢町岩井字深田522

・車で来られる方は、地図を送りますのでご連絡ください。
・電車で来られる方は、JR外房線・上総一ノ宮駅とワークショップ間を送迎します。上総一ノ宮駅に10時前後に到着する電車でお越しください。
※送迎は1日4名まで(先着順)となります。

<お問い合わせ・お申し込み>

・info@tranlogue.jp 宛にメールで、お問い合わせ・お申し込みください。
・作業日の1週間前までを目安にお申し込みください。

<参加費>

・ワークショップの参加は無料です。

<その他>
・天候その他の理由で予定を変更する場合があります。予めご了承ください。

ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。あなたなりの方法で「こども宅食」にご参加ください!

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