“コロナ不況”長期化を踏まえ利用対象を拡大・増量便を配送!「新型コロナウイルス感染症対策」第3弾を実施
9月に入り徐々に季節は秋に移り変わっていますが、現在も新型コロナウイルス感染症の影響は続いており、私たちの日常生活そのものが変わりつつあります。特に、「コロナ不況」とも呼ばれる未曽有の不況は、経済的に厳しい状況に置かれたご家庭にさらなる打撃を与えています。
長引く新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、文京区こども宅食では「新型コロナウイルス感染症対策」第3弾の支援として「利用対象の拡大」を行います。また、同じ第3弾の支援である「夏休み8月増量便」もお届けしました。
家計が急変したひとり親家庭への利用対象の拡大
新型コロナウイルス感染症対策の影響を受け家計が急変するなど、改めて厳しい状況に置かれたひとり親家庭に対しては、支援が届きにくい現状があります。
そこで文京区こども宅食では、これまでの利用対象からさらに対象を拡大します。
こども宅食の対象世帯
(1)児童扶養手当受給者
(2)就学援助受給者
(3)高校生世代までの子どもがいる生活保護受給世帯今回拡大する対象世帯
【児童扶養手当を受給していないが、ひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付)の支給が決定した方】への配送を開始
申請受付:ひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付)決定(9月)後、順次受付
新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化するなかで、厳しい状況下にあるひとり親家庭を対象に含めることで、定期的に食品等をお届けしながら、より多くのご家庭を見守り、つながり、必要な支援につないでいきます。
夏休み期間中の子どもたちの食を支えたい。「夏休み8月増量便」を実施
また、「夏休み8月増量便」は8月下旬に、子どもの食の確保策として食品を追加購入し、2か月に1度の定期便に合わせ、通常より充実させた内容にてお届けしました。
【配送内容】
お米/お菓子/そうめん・麺つゆ/マスク・消毒ジェル/シャンプー・トリートメント/インスタントラーメン/フルーツ缶/ドレッシング/シチュールウ/絆創膏など様々な品物をお届けしました。(8月梱包作業の様子)
【利用家庭からのメッセージ】※いただいたご感想を加工して掲載しております
『今回もまたバラエティ豊かというか、色々な品々が届き有り難く頂戴致しました。フルーツ缶、Kelloggなどは子供がとても喜んでいました。チョコは普段購入しないので、子供たちには特別感があったようで、早速パクパク食べていました。ご寄付いただいた企業様や個人様に何卒よろしくお伝えください。』
『子どもは毎回楽しみにしており、お菓子などの他にもパスタソースなども喜んでおります。コロナ禍において収入面が苦しくなる中、本当に助かっております。』
参考:「暑さを吹き飛ばす品物に感謝感激です」利用者さんの声とともに8月のこども宅食をご紹介!
引き続きのご支援をお願い致します!
withコロナ時代の新しい生活様式では、ひとつの場所に集まることが難しくなり、人との接点が以前より持ちにくくなっています。子ども食堂などの運営も難しい状況の中、こども宅食のように配送を通じて見守り、つながるという支援のニーズが更に高まっています。少しでも多くの方のお力になれるよう、文京区こども宅食は今後も活動を進めてまいります。
引き続き、皆様からの温かい応援をお願いいたします。