追加支援として図書カードの配送を実施! 〜初の試み!利用世帯の子ども1人につき図書カード千円分の配送を実現~

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

文京区内の就学援助世帯など、経済的に困窮する子育て世帯へ2ヶ月に1回定期的に食品をお届けする「文京区こども宅食」では、利用世帯の子ども1人ずつへの支援として、初めて「図書カード千円分」を約960人の子どもたちへお届けすることになりました。

※「こども宅食」は、経済的に困窮する子育て世帯へ、企業等から提供いただいた食品等を配送しています。配送をきっかけに子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいく、新しい福祉の取り組みです。文京区が先駆けとなり、全国に広がりを見せています。

図書カードの配送について(追加支援)

コロナ禍がおさまらない中、度重なる生活必需品の値上げ等により、子育て世帯は経済的に大きな打撃を受けています。このため、文京区子ども宅食プロジェクトでは、宅食利用世帯に対し、より充実した支援を行うためには、子どもの人数や年代を考慮した支援を実現することが課題と考え、コンソーシアムで支援策を検討しています。
この課題の取り組みの第一歩として、18歳以下の子どもの人数を申告していただくことで、対象世帯の子どもに1人あたり千円分の図書カードをお届けすることとなりました。

配  送:令和4年11月
配送内容:子ども1人につき図書カード千円分
配  送  数:利用世帯の子ども約960人

<これまでに実施した追加支援>
●新型コロナウイルス感染症対策
└第1弾(2020年3月の休校対応臨時便配送)
└第2弾(2020年5月の緊急支援;おこめ券とQUOカードを配付)
└第3弾(2020年8月の夏休み増量便)
└第4弾(2020年12月の年末年始増量便)
└第5弾(2021年3月の進級・進学おめでとう3月臨時便)
└第6弾(2022年1月の冷凍食品の配送)
└第7弾(2022年8月の夏の増量便・臨時便)

利用家庭と継続的に繋がっており、官民が協働してダイレクトな支援を行える文京区こども宅食は、継続的な支援のほか、有事の際にも有効な支援となりえます。

これからも、各ご家庭への出来る限りの支援を行ってまいります。

文京区こども宅食はふるさと納税で活動資金を集めています

ふるさと納税によるクラウドファンディング概要

文京区「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい。つながり、見守り、支えていく。

URL https://www.furusato-tax.jp/gcf/2245
寄付募集期間 2022年4月5日~2023年3月31日
目標金額 51,400,000円

【こども宅食】
生活困窮のある子育て家庭に2ヶ月に1度、食品等を直接配送し必要な支援に繋げる取り組みで、2017年10月に文京区で開始しました。ふるさと納税による寄付を原資に、返礼品は用意せず、全額を事業運営に充てるもので、自治体・NPO等がコンソーシアムを形成して事業展開をしています。2022年10月現在、文京区内の就学援助利用世帯など約600世帯の家庭が利用しています。

 

【こども宅食コンソーシアム】
構成団体:認定NPO法人フローレンス、一般社団法人RCF、認定NPO法人キッズドア、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会、一般財団法人村上財団、ココネット株式会社(セイノーグループ)、文京区

設立:2017年10月

事業内容:官民協働の取り組みで、文京区内の18歳以下の子どもがいる生活困窮世帯(児童扶養手当受給世帯、就学援助利用世帯など)のうち、希望する世帯に食料等を配送する。

※こども宅食は登録商標です

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