2024年度のアニュアルレポート(事業報告書)が出来上がりました!

こども宅食事務局

こども宅食事務局が、こども宅食の歩みや、子どもの貧困についてのニュースをお届けします!

文京区こども宅食では、2018年度よりアニュアルレポート(事業報告書)を作成しています。この度、2024年度(2024年4月〜2025年3月)の活動を報告するアニュアルレポートが完成しました。

文京区こども宅食を応援してくださる皆さんの支えにより、2024年度は計7回の配送を行い、平均787世帯、年間累計で5,510世帯のご家庭に食品等をお届けすることができました。また、35社の企業や団体の皆さんが食品や日用品、体験機会のご提供により活動を応援してくださいました。

改めまして、温かいご支援ありがとうございます。

2024年度 文京区こども宅食の主な活動


2024年度は、近年より続く物価高の影響により、食費や光熱費の度重なる値上げに加え、お米の価格高騰などが家計を圧迫し、子育て世帯にとってはより一層厳しい1年となりました。ご利用家庭へのアンケート結果をみても、利用世帯の85.1%が生活困難層に該当することが確認されました。

そのような中、文京区こども宅食では2ヶ月に1回の定期配送に加え、夏休み増量便、冷凍便、臨時便などといった追加支援を実施しました。

このような支援を継続して行うことができたのも日頃より応援してくださる企業や団体さん、また個人の皆さんのおかげです。心より感謝申し上げるとともに、文京区こども宅食ではご家庭の経済的な負担や家事の負担が少しでも減るよう、社会情勢に合わせた支援を今後も行ってまいります。

2024年度 配送以外の活動について

文京区こども宅食では、食品等の配送だけでなく、ご家庭とつながっているLINEを活用した情報配信や相談対応、企業や団体の皆さんからのご協力による様々な体験機会のプレゼントを実施してきました。
LINEを活用した取り組みでは、給付金や奨学金、行政サービスの情報など子育て世帯に役立つ情報を定期的に配信するほか、専門的な資格のある相談スタッフが様々な相談を受けながら、さらなる情報提供や適切な支援へとつないでいます。

また、経済的な状況に関わらず、お子さんが様々な体験の機会を持てるよう、企業・団体さんからのご協力で、10回にわたり319世帯へ体験機会の提供やプレゼントなども実施しました。2024年度は野球観戦やクラシックコンサート、体験施設へのご招待のほか、おもちゃのプレゼントなどを行いました。

こども宅食ご利用家庭から感謝の声が届いています!

ご利用家庭にご回答いただいたアンケートでは、こども宅食の利用により回答者の64.3%が「安心して生活できている」、64.2%が「社会とのつながりを感じる」と回答。約7割の方に、「食事の品数が増えた」「食卓の彩りがよくなった」など食事の内容に良い変化があったとお答えいただきました。

ご利用家庭からの声を一部ご紹介します。

食べ盛りの子どもを抱えた我が家にとっては、お米を始めとする食品の支援のおかげで、なんとか暮らしていけています。言葉では表現しきれないほどありがたいです。

食品をいただけるだけでなく、いただかなければ行くことのないコンサート等の体験機会を提供していただき、本当にありがたいです。いつか私も人の役に立てるように、と考えています。

食べ物など「物」だけでなく、「温かい想いや気持ち」も同時に受け取りました。

他にも日々温かいメッセージをたくさんいただいています。ご寄付くださった皆さんや応援してくださる皆さんの思いを受け、文京区こども宅食の取り組みがご家庭の支えになれるよう今後も活動を続けてまいります。

2024年度アニュアルレポートについて

2024年度のアニュアルレポートは、2024年にふるさと納税で寄付をしてくださった方にお届けしております。

▼WEB上でも2024年度のアニュアルレポートをご覧いただけます。
kodomo-takushoku_2024annualreport

本記事でお届けした内容はレポートの一部ですので、リンク先より詳細をご覧ください!

引き続き、こども宅食の応援をよろしくお願いします!

文京区こども宅食は、文京区にお住まいの経済的に厳しいご家庭に食品や日用品等を定期的に届け、それをきっかけに必要な支援につないでいく取り組みです。

ふるさと納税による寄付を原資として活動していますので、今後も多くのご家庭にこども宅食をお届けするために、皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

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